家庭のごみをリデュース、そしてリサイクル
2024.08.04
「廃棄物を減らす」ということは、家庭で出るごみを減らし、リサイクルできる容器などのゴミを減らすということ。リサイクルは素晴らしい習慣ですが、いったんゴミが家庭の外に出てしまえば、エネルギー、資源、コストがかかってしまいます。
使い捨て製品の量を減らすこと-例えば、紙おむつ、ペーパータオル、カトラリーなど。布巾や洗えるカトラリーを使うこと。お米やシリアルは、量り売りを利用して大きめの容器に入れれば、ごみになる箱や袋を使わずに済みます。また、大きな陶器の鍋やガラス瓶は、食品ラップの代わりになります。
ミツロウラップの使用もおすすめです。
食器用洗剤などは、プラスチックごみの削減のため、詰めかえ用パックや大容量、エコストアのリフィルステーションの利用などごみを出さないアイデアがたくさんあるので取り入れやすいものからチャレンジしてください。
生ごみを減らす
食品廃棄は世界的に大きな問題です。私たちにもできることはたくさんあります!
まずは、買い物リストを作ること。家に必要以上の食品をため込まないようにする。それから、できるだけ野菜の茎や皮を料理に使うようにすることです。そして、もし食べ残しがあるようなら、生ゴミを庭の土や家庭菜園の肥料に変えることができるコンポスト用のゴミ箱を設置すると、健康的な野菜や花などを育てることもできます。
素晴らしい循環が生まれます。
家電製品をチェック
キッチンでは多くの電化製品を使っているので、エネルギー効率の良い電化製品を選ぶことが重要となります。冷蔵庫、冷凍庫、オーブンだけでなく、食器洗い機や小型の調理器、コーヒーメーカーやポップコーンメーカーなど、新しく購入する前に、これらの電化製品がどの程度効率的なのかを下調べをして、エネルギー消費量が少ないものを選んで使い方を考えましょう。他の電化製品と同様、キッチンの電化製品も、使わないときはスイッチを切ることも大切。特に冷蔵庫や冷凍庫の節電のコツは、詰込みすぎずに入れ方を工夫し、保存するものに最適な温度に設定することです。
水を大切に
料理や皿洗いに追われると、キッチンで大量の水を使いがちですが、使う量を減らす方法があります。食器を手洗いする場合は、蛇口をひねったままではなく、流しに水をためて洗うこと。また、水道の蛇口から水漏れしている場合は、できるだけ早く修理しましょう。食器洗い機がある場合は、最も節水効果の高い設定にしてください。
家庭で発生する排水を再利用することも、環境に配慮する素晴らしい方法です。そのため、家庭で使用すると土壌や植物の健康を損なう可能性のある成分を含まない洗剤を選ぶことをおすすめします。
ぜひ、みなさんが日々おこなっているゴミを減らす工夫があれば、教えてください!